![]() | ![]() |
S'系に対して相対的に静止している ベクトルBの時間的変化率dB/dt | 一般のベクトルAの時間的変化率dA/dt |
![]() | ![]() | ![]() |
北緯θの地表面に静止している質量m質点には、地球の自転による「向心加速度」が生ずる。 | 地球の地軸に固定された観測者から見ると、この質点に作用する重力mgと、垂直抗力Nの合力が地軸に向かって垂直になっていなければならない。 | 地表面の観測者からみると、重力、遠心力、垂直抗力の3力がつりあっていなければならない。 |
いずれにしても、垂直抗力は、地球の中心より、やや下方に向かうことになる。 |
![]() | ![]() |
北緯θの地表面に静止している質量mの質点に作用する、重力mg、遠心力Rω2cosθ、これらと釣り合う垂直抗力N。 その根元は、地球中心より南極側にずれる。 |
南緯θの地表面に静止している質量mの質点に作用する、重力mg、遠心力Rω2cosθ、これらと釣り合う垂直抗力N。 その根元は、地球中心より北極側にずれる。 |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
![]() | ![]() |
北緯θの地表面で、真北に向かって移動する質点には、東向きに、すなわち、進行方向に対して右に傾くように、「コリオリ力」が作用する。 | 南緯θの地表面で、真南に向かって移動する質点にも、やはり東向きに、すなわち、進行方向に対して左に傾くように、「コリオリ力」が作用する。 |